田舎者ゆえ始まった借金生活

20代 女性 東京都

西日本の地方都市で育った私は東京に非常に強い憧れがあり、高校を卒業した18歳の3月に女優を目指して上京しました。

世間知らずの片鱗は上京前に表れていたといいますか、当時どの電車がどこに繋がっているのかわからない私は「秋葉原まで約30分ですよ」と勧められ、千葉県の某所にマンションを借りました。

カフェでアルバイトしながらせっせと所属事務所のレッスンに通う日々。

世の中は甘くないといいますか、芸能の仕事は全然貰えませんし、アルバイトだけでは当然生活も厳しかったですが、夢があるからと必死で頑張っていました…最初だけは。

ある日、芸能関係のとあるパーティに呼ばれ、コネを作れるんじゃないかとかなり期待して参加しました。

そこで出会った方に気に入ってもらえ、高級なお店での飲み会などに頻繁に連れていってもらえるようになりました。

田舎者だった私は夢にまで見た華やかな世界…しかもコネ作りにも最適だとバカみたいに舞い上がっていましたが、次第に自分がみすぼらしい気がしてきて辛かったといいますか、彼らのように着飾りたいと思うようになりました。

でも、カフェのアルバイトだけでは日々の生活だけでいっぱいいっぱいです。

そこで私はキャバクラのアルバイトを始める事にしました。

最初はきつかったですが、慣れてくるとそれなりに本指名や場内氏名を頂けるようになりお給料も増えました。

今までよりもオシャレができるようになり、少し派手になった頃にアーティスト関係の年上の男性と出会い、彼との恋愛に夢中になりました。

彼は私よりずっと年上なプレイボーイです。

田舎者な私不安になってしまい、ついには彼を怒らせる程に激しい束縛をしてしまいふられました(ここら辺の話は割愛で)

大好きな彼を失った私は自暴自棄とうつ病を併発し、カフェとキャバクラをばっくれ、いわゆるニートになりました。

もちろんすぐにお金は底をつきます。

でも、うつ病の状態で頭を使ってお客様とお話をしなければならないキャバクラはなかなか辛くて、あまり喋らなくても高収入な仕事…と、風俗で働き始めました。

このころ、激しい男遊びとレッスンのずる休みを理由に、ついに事務所を首になりました。

自分のせいとはいえ夢を失った私は、精神的な方の調子がどんどん悪くなっていました。

風俗で週5で働くのもきついので、週1ペース。

それではもちろんお金が足りないので、知り合いのイベントに人を斡旋して紹介料を貰い、やっと食いつないでいる状況でした。

家賃などの支払いで生活はかっつかっつだったのですが、携帯電話の支払いをクレジットカード払い(リボ払い)にしていたので、ひと月に何万円携帯代遣おうとも、毎月の支払は最低数千円~でよかったのです。

正直リボ払いのおかげで生活ができていたと思います。

寂しさを紛らわす為にネットゲームにはまっていた私は課金をしまくり、毎月の携帯代はだいたい4万円程だったので、リボじゃなければ無理でした。

しかし、今月はきついから…今月もきついから…けっきょく毎月のようにそう思い、毎月数千円の支払いのみを行っていました。

気付いたらびっくり。

携帯代金は数十万円の借金になり、返済できないし携帯代は毎月リボにしなければ生活できない…そんな最悪の状況でした。

当時病んでいた私は「そうだ家賃の支払いは無駄だ!」と思い、家を引き払いスーツケースでネットカフェ難民をしながら、風俗で日銭を稼ぐ生活を始めました。

ネットカフェのシャワーで洗濯をする日々でしたが…それも我慢できない日がきて、交友関係を全て切って誰も知らない土地に行くことに決め、他県の風俗の寮に入り、働き始めました。

家に住める…それだけで当時は幸せでした。

異性との関係(寂しさを埋める為の関係)を切って他県で一人になったのと、他県で出会った人達が優しかった事がきっかけだったのか、何だか少しだけ前向きになり、借金の支払いとは別にちゃんとお金を貯めるようにしました。

敷金礼金0の物件にならなんとか引っ越せるくらいの資金が貯まった時に、お店を辞め、東京に戻って普通の派遣の仕事を始めました。

ちなみに借金はあと少しだけ残っていて、毎月2万円ずつ返しています。

あと数カ月で返済も完了しそうです。

返済が完了したら資格取得の為に通信講座に申し込もうと思います。


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