株の信用取引で追証のため借金

50代、男性、福岡県

10年ほど前からインターネット証券会社で株式の取引をしています。株の取引には現物取引と信用取引があり、信用取引は現金や持ち株を担保に約3倍の取引ができます。

最初は現物株で着実な取引をしていましたがだんだん信用取引に移行していきました。信用取引は利益が出る時は3倍ですが、損をする時も3倍になります。

また担保価値以上の損失が出ると、追証といって追加の担保を要求され、それができない場合は信用取引を精算しなければなりません。

損失が出ている時に精算したくないので、なんとかお金を工面して追証を払おうと借金をすることになりました。

株式相場は想定できない事態で大暴落

これまで想定できない事態になり、そのたび株価が大暴落して、信用取引で大きな損失を出し、そのたびに借金をしました。

最初が2008年のリーマンショックです。この時はアメリカのNY市場で株が大暴落し、市場最悪の金融危機といわれました。

日本の株も追従して大暴落です。

次は2011年の東北大震災です。

あの大地震によって日本の株だけが大暴落しました。悪いことに当時原発機器を納入していた東芝の株を大量に信用買いしていたので、連日のストップ安で大きな損失を出し、ここでも追証が発生しました。

最後が2013年のギリシア危機です。

ギリシアをはじめスペイン・イタリアが債務危機に陥り、円高株安の状況になりました。

これも日本発の原因は何もありません。

ユーロに加盟した小国ギリシアの債務危機が世界経済に大きな打撃を与え日本株も暴落しました。

そのたび消費者金融で借金

リーマンショックのとき始めて追証を要求され、とにかく現金を短期間に用意する必要がありました。

まずクレジットカードのカードローンで限度いっぱいまで借金をし、次に消費者金融からも即日で借金をしました。

カードローンも消費者金融も金利は18パーセントくらいのとてつもない高金利です。

ところが返済期間が非常に長いので、毎月の返済額はさほどではありません。

株式相場が好転すれば損失もなくなり、すぐに借金返済ができると考え、ついこの高金利の機関から借りることになりました。

銀行のおまとめローンで借り換え

住宅ローンを借りている銀行から、使い道自由の年利4.5パーセントのローン(おまとめローンにも使用可能)の案内が届いたので申し込みました。

銀行だけに審査は大変でしたがローンの許可が下りて、なんとかカードローンと消費者金融の借金を一括返済することができました。

現在は銀行のローンを毎月支払っています。金利は安くなったのですが、株式取引の失敗のためにこのような事態になってしまい自責の念に駆られています。

現在はとにかくこのローンを返済することに集中しています。銀行からこのローンの案内が届かなかったらと思うとぞっとします。


サブコンテンツ

計画的な利用が必要です

このページの先頭へ