二度の個人再生を行った借金の体験談

30代、男、北海道


■学生時代の遊興費に困り、カードローンへ

私は学生時代、友人たちと遊びまくっていました。

当時、私は大学生で音楽関係の活動をしていたこともあり、付き合いから洋服代や音楽機器のお金に困ることは日常茶飯事でした。

そんなとき、学生でも貸してくれるカードローンへ目が行ったのです。

友人がカード加入のアルバイトをしていたので、加入までの時間はそれほどかからず、あっという間にカードを作ることができました。

学生ということもあり、枠はそれほど高くなかったのですが、まるで自分の財布をもうひとつ得たかのような錯覚に陥った私は、それからしばらくして枠を使いきってしまうこととなります。

■一度目の個人再生

そして、数枚のカードを持つようになった私は、いつの間にか数百万円の借金をし、自己破産寸前まで追い詰められていたのです。

日々、かかってくる督促の電話。

両親や兄弟と同居していたので、彼らにバレるわけにもいかず、私は日々、悩み続けていました。

そうして弾き出した結論は、弁護士に頼み、こっそりと個人再生を行うということでした。

当時は個人再生自体、珍しいもので、まだ個人再生という言葉すら出てきていませんでした。

まだ学生ということもあったのか、相談に行くと弁護士の先生は簡単に再生手続きを行ってくれ、結果的に借金は3分の1にまで縮小しました。

完済まで漕ぎ着けたのです。

■そして二度目の個人再生

それから10年の月日が流れましたが、私はあまりにもバカでした。

個人再生を行ったことで、借金が簡単に減ることに気づいてしまったのです。

もちろん、お金の使い方には気をつけていたつもりです。

しかし、生活費が足りなくなったり、会社に入ってからも遊興費がいままで以上にかかるようになったので、新たな借金に手を出してしまったのです。

結果的に、一度目の個人再生を行ったときと同じくらいの借金を抱えてしまった私は、最初に再生手続を行ってくれた弁護士先生のところへ駆け込むこととなりました。

幸い、前回から10年経っていたということで、再生手続は普通にできるようになっていましたが、先生からはこっぴどく怒られてしまうこととなりました。

前回、あれだけ反省したにもかかわらず、二度目の借金で再生を頼んでしまったのですから当たり前です。

私はその場で全てのカードにハサミを入れられました。

■まとめ
カードローンで借金をするときに気をつけなければいけないのは、自分の支払い能力以上に借りないということです。

当然ながら、大半の方はこの原則を守っています。

しかし、私のような意志の弱い人間がいったん、カードローンでお金を借り、ましてや個人再生まで行っているのに新たな借金をしたというのはもはや病気に近いものがあると思います。

私は二度目の再生手続きをして、全てのカードにハサミを入れられ、カードを持つことができなくなり、ようやく、この負の連鎖から脱出することができました。

借金をするときには、最悪、弁護士の力を借りなければならない事態になるということを肝に銘じておき、そこまで行かないうちに借金を早めに全額返済してしまうことを強くおすすめします。

借金時の精神疲弊というのは並ではありません。

鬱病になりかけましたので、みなさんはそのようなことのないように注意していただきたいと思います。


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