自己資金が少なすぎる、銀行の住宅ローンに助けられました

自分達は、結婚して初めての住まいを構えたのは、賃貸の小さなアパートでした。

随分、昔のことになりますが、当時のアパートは木造で隣の音がよく聞こえましたね、とにかく小さな音でもよく聞こえるものですから、

居間で静かに休息をとることすら、なかなか困難な環境でした。

これが嫌で、また義母や義父がたまに訪ねてきてくれても、身の置き場もないほどの狭いアパートでしたので、できるだけ早期にまともな

住いに変わりたいと思っていました。

次の住まいは賃貸にするか、持家にするかで大いに悩みましたが、結局は妻と相談の上、将来のことを考えて持家を選択することに決めま

した。

自分の資産としても家を持ちたいのと、うまくいけば値上がりも期待感があったのは事実でした。

そうなると、今度はどこの地域に居を構えるかですが、昔はチラシ広告もインターネットはもとよりなく、物件の情報入手にはほとほとこ

まりました。

地域をある程度決めたら、地元の有力者や自治会の役員さんたちの口コミを頼りに、分譲住宅や土地の売却情報を聞いて回ることでした。

現在住んでいる場所を決めたのは、やはり通勤・通学の便利さを優先順位の一番に挙げたからでした。

地域を決めてからは、具体的な物件探しですが、昔は今のようにマンションみたいなものはありませんでしたし、どうしても、一戸建ての

住宅を目標にして、物件を探したものです。

それもマイカーがあるわけでもなく、電車か自転車か徒歩になりますので、行動は大変で疲れもしました。

分譲されている物件は数がすくないので、比較検討するほどのことでもありませんでした。

どうにかして、今の場所で建売住宅を買うことに決めたのですが、残念ながらお金がありませんでした。

親からは一銭の援助も受けられませんし、住宅ローンの頼るのが全てで、政府系は住宅金融公庫と財形住宅融資がありましたが、一定の

自己資金がないと完全にアウトでした。

ですから、自分は民間の銀行住宅ローンを申し込みましたが、殆ど自己資金がないので、難渋をきわめました。

何故自己資金を貯めてこなかったのか、今後の生活設計を厳しく問いただされ、3度あまり書面にて説明書きを提出さされました。

何度も銀行に出向き、説明を重ねるうちに、少しは信用してもらえたのか、銀行の態度も変わり申し出の金額の融資承認がおり、めでたく

実行までこぎつけられて手放しで喜んだものです。

尚、その当時は住宅ローンの税額控除の制度はなく、金利も今よりかなり高く、融資期間も25年で完済年齢は55歳でした。

幸い退職金で完済をいたしましたが、住宅ローンという制度がなかったら、一生持家は無理だったと思います。

そういう意味では、銀行のローンに大いに助けてもらいました。


サブコンテンツ

計画的な利用が必要です

このページの先頭へ