友人に貸した35万円を完済してもらうまでの話

40代 女 山梨県在住

●発端

高校を卒業してすぐに同級生と同棲を始め、24歳で子どもができたことをきっかけに結婚した友人。

夫婦それぞれの家庭が複雑だったため、東京のアパート暮らしでした。

しっかりとした職についていた訳でもなく、当然生活は楽ではありませんでした。

あちこちで借金をしていたそうで、他に借りるあてが無く、私に連絡がきました。

「30万円貸してほしい。毎月、少しずつ返すから」と。

その頃の私は独身で、多少の余裕もあったので、断りきれずに貸しました。

すると、その後にまた「他にも使う用事ができたので、あと5万円貸してくれないか」と。

それも仕方なく貸しました。

●返済

最初のうちは月に1万円ずつ返済がありました。

それも2~3ヵ月で終了。

今月は苦しいからと5,000円だけになり。

今月は返せないので、来月にしてくれ…となり。

いつしか、まったく返済が無くなりました。

残りは30万円ほどもあるのに。

2人目の子どもができたりと、益々生活が苦しくなっていったのは分かっています。

でも、電話をしても、直接会っても、返済してくれる様子は無く。

そのうち、借金なんて無かったかのように、返済の話にもならなくなりました。

友人だからと、借用書などは書きませんでした。

それも失敗だったのでしょう。

●滞り

後から知ったのだけど、あちこち借金をしていたというのは、返済を怠り、ブラックリストに載ってしまって、どこからも借りれないということでした。

黙っていては、もう借金を返してもらえなくなると思い、思い切ってこちらから頻繁に催促してみました。

すると今度はその友人が「私じゃなくて、お金が必要だったのは夫の方。だから返済も夫がする。私は返せない」と言い出す始末。

びっくりです。

確かにそうかもしれないけれど、私は彼女だから貸したのに。

何度催促しても、返済してくれる気配もなく。

●完済に至るまで

音信不通になりかけ、もうお金も諦めかけた頃、他の友人にその話をしました。

すると「ダメだよ。ちゃんと返してもらわないと。友達だから尚更だよ」と言われ、そのとおりだと思いました。

また改めて連絡をし、「残り30万円を返してほしい」とはっきり言いました。

最初にお金を貸した時から10年が経っていました。

その頃は、友人も細々と仕事をしていた為、きっぱりとした私の言い方に返す気持ちになったみたいです。

すぐに30万円を返してくれました。

10年越しの借金返済です。

お金の貸し借りは、例え親しい友人でも、気軽にするものではないと思い知らされました。


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