学生時代、借金して南米長期旅行へ出かけました

■私の学生時代はお金がなかったのです。

私は現在、40代前半の男性で、新潟県に住んでいます。

私は東京での学生時代、家庭の諸事情から両親の仕送りがまったくなく、はじめの1年間は新聞奨学生として住み込み寮で暮らしながら、働いて学校へ通っていました。

住み込み寮に住むのは、私と同じような大学生や短大生、専門学校生などのほか、予備校へ通う浪人生なども何人もいました。

同じ屋根の下で同じ釜の飯を食う者として、みな年齢も近いことから兄弟のように仲良く、和気あいあいとして過ごしていました。

ただ、毎朝2時半に起床する生活では、大学の友人たちといっしょに飲みに行くことも難しかったため、私はもっと学生生活をエンジョイするために、アパート資金や生活資金を貯金して、2年目以降は一人暮らしをしながら、他のアルバイトを始めたのでした。

■生まれて初めての借金を経験しました。

アルバイト代だけの生活はかなり大変で、給料の半分は家賃に取られ、残りで光熱費や食費を払っていたため、ほとんど手元には残りませんでした。

それでも大学4年生までそのような生活をし、就職先も地元の企業から内定をもらいました。

大学4年生の秋頃ともなると、当時はほとんどの学生は就職先が決まっていて、みな卒業旅行の話をしていました。

私は生活するだけでも大変だったため、卒業旅行はなかば諦めていたのですが、海外旅行へは高校時代から興味を持っていて、各国を放浪するのが夢でした。

そんな矢先、海外の一人旅に慣れている友人が格安航空券の存在を私に教えてくれたのでした。

物価の安い国なら、1ヶ月ほど滞在しても、20、30万円で行けると言うのです。

私は高額のツアー旅行しか知らなかったため、借金すれば夢の海外旅行へ行けるかもしれないと、考え方を変えていったのでした。

そして、社会人になればこのように長期で旅行する時間はきっとなくなるし、借金しても返せるだろうと考え、2枚のカードローンで30万円の借金をし、初の海外旅行へ向かったのでした。

■借金してでも旅行した甲斐がありました。

私と友人はアメリカからバスで中南米へと向かう貧乏旅行をしました。

宿は安宿ばかりで、一番安いホテルは日本円で200円ほどであり、シャワーは完備と案内されながらも、お湯はまったく出ないようなところもありました。

貧富の差が激しい街では、バスや電車で物乞いにたかられたりもしましたが、見るものがすべて新鮮で、私は自分の生きている力を感じることができました。

帰国後数週間で、社会人となり働き始めましたが、借金は約半年ほどですぐに返すことができました。

こうした1ヶ月の海外旅行は、今も私の貴重な財産となっており、借金してでも旅行した価値があったと本当に思っています。


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