突然血を吐いた、入院費用が払えずに借金した経験

私は50代の男性です。

生まれも育ちも東京であり、今も家族と共に下町に暮らしています。

若い頃からの貧乏暮らしですが、挫けずに何とか生活しています。

病気になって入院して

それは二年前のことでした。

或る時期、一か月以上、何だか体調が優れない日々が続きました。

言葉では上手く説明できませんが、食欲が減って疲れが増えたような感じでした。

でも熱はないし、寒気も吐き気も頭痛も何も感じなかったので、私は放っておきました。

するとそのうちに咳が出てきて痰も出て、見ると痰の中に血が混じってきて、そしてある時、とうとう喀血により血を吐いて倒れてしまいました。

救急車で病院に運ばれると、それは呼吸器系の病気でした。

もちろん、そのまま即、入院となってしまったのでした。

予想外に高額な医療費に青ざめた

私の病気は、気管支が痛んで周辺の血管と共に破れてしまうものでした。

医者からは、「残念ながら、これは二度と元どおりには治らない病気だよ」と言われ、ショックを受けました。

こんなことならもっと早く病院へ行くのだった、と私は後悔しました。

しかし後の祭りです。

しかも、更に追い打ちを掛けるような大ショックがありました。

それは、入院費用についてでした。

私は結局、三週間の入院に動脈塞栓カテーテル療法を二回、受けました。

それらの費用が予想外に高額だったのです。

病院事務局から届いた入院費用の概算書を見ると、(私にとっては)まさに目の玉が飛び出るほどの高額だったのです。

銀行のキャッシングに託した入院費用

その高額の入院費用は現状では払えないことを悟った私と家内は、すぐさま、借金の手配を開始しました。

幸い、利用枠の残っている大手都市銀行のカードがあり、それで何とか支払いの目処が立ちました。

しかし、目処が立ったのはあくまでも病院に対する支払いだけであり、その後の返済については別問題です。

それは大変気の重くなる難題であり、そのストレスは私の体に障りました。

医療費減額の制度に救われた

ところが、そんな私に思いがけない幸運が訪れました。

それは、行政による低所得者のための医療費減額制度でした。

貧乏な私は、その低所得者に見事に該当していることに気付いたのです。

不幸中の幸いとは、まさにこのことです。

結局、支払った入院費用は概算書に記載されていた金額の二割程度で済みました。

本当に救われたような思いがしました。

世の中、決して悪いことばかり続くわけではありません。

とりあえず、何があっても前向きに生きていこうと思った私でした。


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