仲間がどんどん離れ・・・起業して借金をした話

30代、男性、東京都在住、会社経営。

『最初に借金をした話』

だいぶ前に借金をしました。

まだ完済できていません。

最初の借金は、会社を立ち上げる時でした。

友人たちといっしょに立ち上げる会社で、それぞれがある程度の出資をするという話になりました。

当時の私は、一般の企業に努めつつ、飲食店の経営や個人投資、個人事業などもしておりました。

収入は当時の同年代の人たちに比べれば、そうとう多い方だったと思います。

しかし出費も多かったために預貯金はなく、起業する際のお金を親族からの借金でまかないました。

務めていた頃の収入でもすぐに返せるような金額でした。

『起業した話』

事業は予想以上にうまくいき、逆に儲かり過ぎました。

初年度から大幅な黒字を出してしまい、馬鹿正直に決算をして税金額を見て青ざめたくらいでした。

翌年から事業の拡大と新規事業への進出をすることになり、銀行から資金調達をすることになりました。

初年度から黒字を出しているとはいえ、銀行からお金を借りる際には経営陣が連帯保証人になりました。

当然、私も連帯保証人に名前を連ねました。

まったく問題ないはずでした。

借金はすぐに返せる計画でした。

翌年、リーマン・ショックが起きました。

『借金を重ねた話』

我々の業界は昔から不況に強い分野と言われていました。

直接的な影響はさほどではありませんでした。

とはいえ、さほどではないといっても世界中が不況の中で無関係でいられません。

その年はなんとか営業黒字で終えることが出来ましたが、翌年からの計画に大幅な変更を余儀なくされました。

法人、個人の資産の目減りも深刻です。

保有していた有価証券の価値が大幅に減少してしまいました。

資産が減ると金融機関からの借り入れにも影響が出てきます。

事業の資金繰りが上手く行かずに、個人でお金を調達することになりました。

そういった状態になると、創業時のメンバーが一人はなれ、二人はなれ、やがて創業時のメンバーは私ひとりになりました。

株主であったメンバーが離れる際には、色々と問題が出てきます。

おもに金銭面の問題ですが、結局は私個人の借入額が増えていきました。

この頃になると、事業ローンで賄うことが難しくなり、借金の返済や生活費の補填のために銀行系のカードローンに手を出すようになります。

銀行系のカードローンの次は、消費者金融系のキャッシングです。

『借金を返済する話』

このくらいの状況になると、さすがにやばいということに気づきます。

実際のところはもっと早くに自分の状況には気づいていたものの、正常な判断力をなくしてしまい、そのうちどうにかなるという甘い考えに捕らわれてしまうわけです。

過去の成功体験もダメ押しの原因になっていたのかもしれません。

結局のところ、大鉈を振って借金をどうにかするしかないわけですが、私の場合は幸いなことに、いつでも返せるくらいには収入があったので、支出をどうにかすることで借金返済の目処がたちました。

まだ、だいぶ残ってはいますが・・・。


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