パチンコ依存主人と私の借金返済体験記

40代前半、女性、熊本県在住

結婚して借金が表面化するまで。

主人と私が知り合うまでそれまでローンで物を買ったことはあったものの、借金と呼ばれるようなことに全く縁がありませんでした。

そんな私でしたので、主人がまさか借金を抱えている人間とはつゆ知らず付き合っていました。

最初1万円貸してとか言われても男の人ってそういうものだと思っていたのでさして疑うこともありませんでした。

付き合っているうちにどうも他の友達にもお金を借りているような話をちらほら聞くようになりました。

「カードは財布がわり」とも言っていた主人と結婚して数年、今度は消費者金融から督促状がくるようになりました。

誰からでも借りていた事実。

督促状が来て初めて、大変な事に気づきました。

が、主人自体はあまり大事と思ってなかったようでした。

離婚を考えて主人の実家と話をする機会がありそこで初めて私の知らない事情を知ることになりました。

実は結婚前、高校卒業してからずっと実家に主人は何度もお金を借りにいっていたそうです。

1回なら少額ですが、回数がとにかく多く週に1、2回は数万単位で借りてはパチンコにつぎ込んでいたそうです。

最初の借金の整理。

消費者金融で借りていただけで400~500万近くはありました。

消費者金融と縁を切りたかったので健全なイメージのあった銀行のローンで借り換えることにしました。

毎月返すのに無理がない金額と考えると全て借り換えするのは無謀でした。

実家の両親に相談し200万以上は肩代わりしてもらいそちらは少しずつ返済し、銀行は5年ぐらいで返済することにしました。

繰り返す借金。

そうして、なんとか返済の目途は立って消費者金融の借入はゼロにしましたがかえってそれがあだになってしまいました。

主人が借金をするのはギャンブルをやめられないからです。

本来の問題を解決せずに返済だけ解決しても何もならなかったのです。

銀行に返す一方で消費者金融のカードを作ったり、会社から出ている経費を使いこんだり、主人の友達に借りたりしてパチンコに通うようになりました。

そういう少額の借金が見つかる度に、喧嘩と返済を繰り返し家計は冷え込み信頼関係はどんどんくずれていきました。

主人を借金で追い詰める。

主人は一向にパチンコと借金から離れる気はなく、痛手をこうむるのは家計だけでした。

そこで、主人にどん底を見てもらおうと決心しました。

借金を家計でかぶることを完全にやめました。

1年半たち、もはや多重債務で返すことも不可能になり督促が山のように届くようになりました。

給与を差し押さえられるのではないかという所まできて、初めて任意整理をする方向に向き始めました。

任意整理のこと。

任意整理は昨年の10月ごろに行いました。

法改正後だったので借入可能金額があまり高くなかったためせいぜい180万ぐらいでしたので任意整理は案外あっさりと進みました。

現在月3万ぐらいの返済になっています。

実家から借りた金額、家計から貯金を出した金額、個人年金からの借入、会社の経費を黙って使った分、友達から借りた分それらを全部合わせるとゆうに1000万円はオーバーしていたと思います。

後から聞いたのですが、主人は学生時代に大学の学費や下宿の家賃も使い込んで親に数百万立て替えてもらっていたそうです。

任意整理のいいところですが、しばらくは消費者金融から借りることができないのでその点は安心できました。

それでも繰り返す借金。

消費者金融から借りれないものの、実家に借りに行くのはまだやめていません。

そして任意整理も、主人が自分で返済するというので返済額を渡したところパチンコに使い果たしました。

お世話になった弁護士事務所には連絡を入れとりあえず次の月からは支払を再開しました。

今度は私が入金をすべて担当することでなんとか返済をしていくしかありません。

そして、根本的パチンコ依存という病気も同時に治していくことも今回は始めることになりました。

今まで10年以上借金にかかわってきました。

ですが、これからです。

病気と借金に本当に正面から取り組まなければならないのは、長い道のりが私たちの前には残されています。


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