友人の夢に乗り事業を興したが、多額の借金を背負う結果に終わる

私は静岡県に暮らす40代の男性です。

普通のサラリーマンを20年やっていましたが、ひょんな事から夢をみてしまい、多額の借金をこしらえてしまいました。

友人が凄いものを作った!

私には大学から付き合いのある親友がいるのですが、彼は大学を卒業してからずっとある素材の開発を自分で行っていました。

アルバイトをしながら生活費は食いつなぎ、残りのお金は開発に回すという気合の入れようで、だれもが変人扱いをしていたのですが、私は彼が一発何か大きな事をやりそうな気がしてずっと応援をし続けてきました。

そんな彼の研究が花開き、物凄く画期的な素材の開発に成功したのでした。

彼は私にその素材の凄さをPRしてくれ、「ぜったいに売れるから」と熱っぽくメカニズムを説明してくれたのでした。

「この素材は爆発的に売れるから、一緒に会社を立ち上げないか?営業と経営の管理をお前に任せたい」。

その様に友達が誘ってきたのは、それから半月ほど後の事でした。

友人と一緒に夢が見たくなり。。

私は友人の打診を嬉しく思いましたが、私には家族もいますし、会社でも責任のある立場にいます。

「はいわかりました」と簡単には返事ができない状況にいたのですが、私の友人は熱心に私を口説きます。

「凄い技術なので信用できる人間と組まないと世に出せない」と散々口説かれた末に、私も一丁夢が見たくなってしまい、会社を早期退職して親友と共に会社を立ち上げ、人生の勝負に出る事に決めたのでした。

事業には想像以上の金がかかった

私は退職金を会社の設立や運転経費に充てて、彼の素材が世に出るのを支援することにしました。

しかし、サービス業と違って開発メーカーになるわけですから、会社運営には想像以上のお金が必要になりました。

私達は何軒も銀行や信用金庫を回り、消費者金融もあわせて全部で2000万円の借金をして会社の運転資金に充てました。

2000万円もの借金ですから、財産など何もない彼にそんな金を借りる与信力はありませんので、私が自宅を抵当に入れたりして、何とか借金をして資金の工面をしたのでした。

サラリーマン時代には思いもしなかった事ですが、会社運営というものには想像以上のお金が必要になるのだと、その時に痛感をさせられました。

零細企業が新素材を世に出すなんて夢のまた夢

それでも、親友が開発した新素材を世に出したいという熱意だけはありましたので、最後は親戚などからも借金をして運転資金を工面して事業を何とか継続させていたのですが、夢半ばで資金が完全にショート。

私には多額の借金が残ってしまったのでした。

友人には与信力がありませんでしたので、借金は全てが私名義です。

ただ、事業継続を諦めた時に、私の親友は「24時間働いてでも、俺が半分は借金は返すから」と強く誓ってくれていました。

夢をみた私は、もはや債務整理をしなければどうにもならない状況に陥ってしまっていますが、失ったものよりも得たものの方が多かった気がして、今でも親友にはとても感謝をしているほどです。

男なら一度は夢を見てみたい。

今、債務整理でテンヤワンヤしていますが、やるだけやった充実感があるので、私に後悔は全くありません。


サブコンテンツ

計画的な利用が必要です

このページの先頭へ