塾を開きたい!起業のために300万円を借りました

1.借金の始まり

私は40代前半の男性、奈良県在住です。

社会に出てから塾講師を生業としてきました。

なかなか同じ職場が続かず、職を転々としていて、自分でもどうしたものかと悩んでいました。

そんな中急に思い立ちました。

「そうだ、自分で塾を作ろう!」

 

悪く言えばただの衝動的な思いつき、良く言えば神の啓示か。

とにかく、何も会社を作る下準備もしていなかったし、転職貧乏で預金もあまりなかったので、借金をして塾を開かなくてはならなくなりました。

ある程度お金がたまってからでも会社は始められる、という考えも浮かびましたが、独立への情熱の火は消すことができません。

2.国民金融公庫

突然独立を思い立ったものの、どこで開業資金を借りたらいいのか、なかなか難しい課題でした。

親類縁者に保証人になってもらえば、どこかしら貸してくれたのでしょうが、散々不義理を重ねていたし、その歳にもなって(当時37歳)、自分の身の振り方を他人に依存するというのもいかがなものかな、という思いがありました。

では、保証人なしでお金を融通してくれる、公の金融機関はどこかといえば、私の中では国民金融公庫ぐらいしかありませんでした。

私が独立を思い立った数年前にたまたま塾を立ち上げて国民金融公庫からお金を借りた友人がいたので、彼に頼んでいろいろ手続きの仕方を教えてもらいました。

3.借りられるのか

国民金融公庫でお金を借りるには、まずその業界で積んできたキャリアが問われます。

そのため、履歴書みたいなものを書かなければなりませんでした。

講師歴は長いのでその辺はたぶん問題なかったと思います。

次に、塾を開く場所をまず確保して賃貸契約を契約をむすび、開業届を税務署に出しておかなくてはなりません。

それは、まあそうでしょうけど、場所確保して塾を作っておいて、いざお金が借りられない、となったらどうしようと、かなり不安になりました。

あと、開業でいくらかかるかという見積もりを集めておかなければなりませんでした。知り合いの知り合いにあたる、リフォーム業者に依頼して、多少多めにお金がかかる見積もりを作ってもらいました。 

実は今振り返ると、そんなに厳密なものでなくてもよく、例えばカタログを持って行って、これとこれとを購入する予定です、とすればそれでもOKだったみたいです。

(使う予定のお金のリストはつくっておかなければなりませんが。)

4. 返済

結局、審査の面接も和やかな雰囲気で行われ、とくに厳しく突っ込まれることもなく、スムーズに終わり、お金もあっけないくらい簡単に借りられました。

私のにアドバイスをしてくれた友人のところには、実態を調査すべく、開業現場まで視察に来たのですが、私のところには視察もきませんでした。

今から思うと、国民金融公庫側は、編成が変わる間際で、貸し出し実績を少しでも伸ばしたかったのではないかと思います。

返済は、5年かけて、月々6万円程度でした。

繰り上げ返済もできますが、それで特に返済の合計金額が変わるわけではなく、まったくもって繰り上げのメリットがなかったのでそれはしませんでした。

結局、一度も滞ることなく、借りた300万円を返済することができました。


サブコンテンツ

計画的な利用が必要です

このページの先頭へ