ギャンブル狂いの両親!大人の都合で子供に借金をさせた人間の末路は?

私は20代、女性、岡山県在住です。

これは私が17歳の時の話です。

私の両親は12歳の時に離婚しました。

原因は母親が消費者金融や親戚から借金を繰り返し、そのお金をギャンブルにつぎ込み、自己破産をしなければならないほどの事態に陥り、それを見た父親が愛想をつかしたことと考えられます。

私が記憶する中ではとても仲のいい両親でした。毎年必ず旅行に連れて行ってくれて、友人からも羨ましがられるほど幸せな家族でした。

そんな家族がこんな形で崩壊するとは…。

12歳のまだ子供な私はとてもショックを受けました。そして父親から聞いたこの離婚原因について、全く疑うことはありませんでした。

そうやって私は父親に引き取られ、中学校生活はそれなりに楽しく過ごしました。

やがて高校受験を考える時期がきた時でした。

高校に行くつもりでいた私に、「高校なんか行かずに、他の人より早く手に職をつけて働く方がいい、その方が絶対後で後悔しない。」と父親に言われ、美容師になることを勧められました。

最初は納得できず、反抗しました。

でも、次第に「父親が言っていることは間違いではないはず!

早く社会人になれば家にお金を入れることもできるし、友達より先に働いていれば差がつけられる!」と思うようになり、「金銭面の問題なら奨学金制度もある」とアドバイスをくれた担任の先生の話も聞かず、私は父親の言う通りの道を選びました。

そして周りの友人は高校生活が始まった頃。

美容師になるとはいえ、高校も行っていない私が専門学校にいきなり行けるはずもなく、結局アルバイトをするだけの生活になりました。

ただ収入ができた分、家にお金を入れて父親を少しは楽にさせてあげることはできました。

アルバイトにも徐々に慣れ、勤務時間も増えたので収入も増え、家に入れる金額はどんどん増えていきました。

今思っても、それは大きな間違いだったと思います。

私の働いたお金は、生活費というより、父親のギャンブルに使われていたのです。

父親は仕事をよく休むようになり、パチンコをしたり、新しいものを次々に購入したり…。

母親だけがお金にルーズだったのではなく、父親も同じだったのです。

それに気が付くのが遅かった。

毎月最低6万円を家に入れていた私。

しかし時には体調を崩してアルバイトを休んでしまい、給料が少ない月もありました。

家に入れるお金とは別に自分の携帯料金やアルバイト先での食費も必要だったので、その6万円がキツイという時、

「ごめん、今月は5万でもいい?」

と一度だけ言ったことがあります。それを聞いた父親は大激怒!

「家がどうなってもいいのか!」

と暴れる始末でした。

そのことがあって以降、毎月6万円は必ず家に入れなければいけないため、さらに勤務時間を増やしてもらい、一時期は会社員並みの収入になったこともありました。

例えそのお金が生活費以外のことに使われていることを知っていても、父親に逆らうことは許されませんでした。

しかし、それだけでは済みませんでした。

父親はついに、「お前の名前でお金を借りてこい。」と言い、17歳から融資できると書かれている金融会社のチラシを渡されました。

母親がそういった金融機関で借金をしていたのを見ています。しかも父親も同じように私に隠れて消費者金融から多額の借金をしているのを知っていました。

恐らく、父親の名前で借りることができる業者がもうなくなっていたのだと思います。

今思えば、なぜ私は断る勇気を持てなかったのかと思います。

父親の言われるがまま、私はその消費者金融から30万円ほどを借金しました。名目は「自動車免許をとるための資金」、実際は「父親の遊び代」だと分かっていたのに…。

その後もう1件の業者から借金をさせられました。

そんな父親と私の親子関係はもう崩壊していました。

私は父親に会わないように、とにかくアルバイトをして家を留守にして、休日は友人の家に行ったりしていました。

そしてついに終わりがきました。

「自己破産する。迷惑がかかるから家から出て行ってくれ。」

と言われました。
迷惑?そんなのもうかけられてる…。今更何を言ってるの?そんな気持ちでした。

私の名前で借りた借金は結局私自身が返済しましたが、その間にも父親は返済を滞納してしまい、もう先が見えない状態にまでなっていたのです。

その後父親は自己破産をし、私は家を離れました。

生命保険で借金を返済しようとしたのか、車の事故とみせかけた自殺未遂をして働けなくなった父親は生活保護を受給していました。

散々嫌な思いをさせられましたが、父親であることに変わりはないので、できる限りの援助はしました。それでちゃんと回復に向けて頑張っていると信じていました。

私が成人式を終えた約1ヶ月後、父親は自殺をして亡くなりました。

遺品整理をしていると、次から次へと借金の明細、督促状が出てきました。

あぁ…懲りてなかったんだなと感じショックでした。

父親も母親も、娘である私のことなど何も考えてなかったのです。

自分の都合のいいように言葉で言いくるめ、高校へ行かせてくれなかったのも、私に働かせてお金をもらうため。

お金は私の家族をぐちゃぐちゃにしました。

借金はその人の人格を大きく変えてしまう恐ろしいものです。

少しだからとか、すぐ返すからとか、そんなのは関係ありません。

それでも人間はお金がないと生活できないのが現状です。

おかしな話だと思います。

今では私も子供がいる母親です。

「あの親の娘でしょ?あなたも同じことをするんでしょ?」と、交際相手のお母様に言われたこともあります。

私はそんな差別には負けません。決して二度と同じことは繰り返さない。絶対にです。

大人に子供の未来を奪う権利はないのです。


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