親戚との人間関係を破壊した借金の話

私が借金をした理由は大学の学費を自分では賄えなかったからです。

田舎から大学に通うために地方であるものの大都市と呼ばれる街へ大学進学のために一人暮らしを始めました。

自分の家は裕福で無かったものの、奨学金や自分のアルバイト代、両親からの仕送りでなんとか学費や家賃、食費を含む生活費を賄っていました。

しかし、あるとき、父が亡くなり学校を一時休学して実家に戻ることになりました。

自分が長男だったこともあり、母や妹、弟もいたので精神的な支えとして、近くにいることにしました。

その間、地元でアルバイトなどをして過ごしていましたが、大学で勉強したい思いが強くなり、母に相談しましたが、仕送りを払えるほどお金がないということを聞かされました。

それでも大学に通い卒業したかった私はアルバイトを増やしてでも大学に通いたいと母に伝えると、数日後に母は親戚からお金を借りてきてくれました。

安くないお金を親戚から借りて、私は大学を卒業することができました。

大学卒業後は地元を離れたままその街で就職し、毎月お金を親戚へ返済するようになりました。

しかし、中小企業の初任給なので、たくさんは貰えませんし、自分の家賃や生活費、奨学金の返済や実家への仕送りをすると、親戚へ返済する額はほんのわずかとなっていました。

それでも少しずつ返していたのですが、私が就職してから半年が過ぎたあたりから、親戚の態度が変わってきました。

元々は仲が良く、親戚の集まり以外でも食事や一緒に出掛けたりなどしていた仲でしたが、私の返済額に不満があったらしく、周りの親戚に愚痴をこぼすようになりました。

私が都会で遊び歩いているのに、毎月の返済額がこれしかないと言いまわっていたようです。

愚痴も私だけならまだしも、私の母などにも向き、私や母、妹たちも親戚からは段々と疎遠になっていきました。

それでも少ない金額ながら返済が遅れたことは1回としてありませんでしたが、返済を始めて数年後に、その親戚からはもう待てないとのことで一括で返してくれと言われるようになりました。

私は借金の返済にいっぱいいっぱいで貯金などなく、一括で返せるお金はありませんでした。

それを聞いた母も、もう少し待ってくれないかとお願いしましたが、もう待てないとのことでした。

彼らは、私たちと親戚の縁をもうここで切りたいとばかりに返済を要求してきました。

残りの借金額は約半分を返済したくらいでしたが、私も母ももうこの親戚と付き合うのは嫌になったので、払うことを決めました。

しかし、今すぐには調達することが出来なかったので、あと半年待ってもらうようお願いしました。

あと半年待ってもらえれば、私のボーナスも寸志だった額から、満額もらえるようになります。

また、母も始めた仕事のボーナスがちゃんと出るようになる時期で、それを合わせれば、なんとか払える目処が付きそうだったからです。

それでも母はなけなしの貯金を全てその返済当てることになってしまいました。

実家にはまだ、妹と弟がおり、私は彼らをどうしても大学進学へ行かしてあげたいと思い、深夜のコンビニでアルバイトも始めました。

半年後、残りの借金額を全て返済することができました。

しかし、それ以後、仲の良かった親戚との付き合いは一切なくなりました。

始めは、父の死で同情してくれていましたが、お金が絡むと険悪な関係になってしまうことを身を持って実感しました。

今でも交流はないですが、誰かから借金することはその人との関係すら壊すことに繋がることを身を持って経験しました。

その経験以後は、怖くて借金が出来なくなりましたが、これからは借金をしなくても良いような生活を送っていきたいと思います。


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