銀行から簡単に借り入れ出来たので、夜逃げした住宅を買いました

(40代)、男、静岡県  

○人生 一寸先は闇だ    

近所の家族でありますが、昨日道ですれ違った時はお互いににこやかに挨拶しました。

今から思うとそれが最後でした。

その日以降姿さえ見ることがありませんでした。

もう何日も家を空けたままで、不審に思った私はすぐ隣の人に聞いてみました。

すると小声で、「知らなすったのですか。夜逃げされたのですよ」と教えてくれました。

私はあっけにとられました。

幸せそうな家族であったのに、一寸先は闇だと思いました。

その家族は酒類卸業を営んでいました。

不渡りを出して倒産したのです。家族は他県へ身を隠したのです。  

○ 思わぬことで借金することに  

そんなことがあってから1年後、その日の新聞に裁判所の競売物件の一覧が乗りました。

普段見ないのですが、その日に限って上から念入りに読み始めました。

5段下の物件の処で目が止まってしまいました。

町名まで一誌で、番地が6番地違うだけの物件が乗っているではありませんか。

まさに夜逃げした家族の家です。

間違いないか何度も読みました。

この物件は債権者の担保に入っていて差し押さえされ、競売にかけられてしまったのです。

最低価格は1800万円になっていました。

この物件なら自分の経済力で買えると思いました。

家族も賛成してくれました。

即断しました。

思わぬことで、全く予期せぬ買い物をすることになりました。    

○銀行と借入金の交渉をする   

裁判所で該当物件の閲覧をしました。

物件は間違いありません。

競売にかかる日まで約1か月の余裕がありました。

取引銀行へ行って借り入れの交渉をしました。

メイン取引をしていることが配慮されたのかどうか分かりませんが、1週間後に融資決定の通知を受けました。

25年返済のローンで1600万借りました。

毎月返済は7万円で、ボーナス返済が年2回あります。

この物件を借家として貸すことで十分返済していけると計算しました。

もし借家収入が無くても、私の収入で十分返済できる範囲内でした。

銀行は返済能力はあり、担保が十分あるので容易にお金を出したのでしょう。  

○債権者の銀行で売買取引をする   

物件を差し押さえている銀行へ債権者である銀行と酒造会社の担当者それに私と司法書士が集い、取引を行いました。

抹消、抵当権設定書類や権利証などを確認すると司法書士は法務局に走りました。

司法書士から法務局が受理しましたと言う連絡が入り、お金の取り引きをしました。

私の口座から代金を出金して、銀行と酒造会社に支払われました。

これで全ての取り引きが終わりました。

競売のニュースを知ってから、完了まで3週間もかかりませんでした。

結構大きな買い物であったと思うのですが、とんとん拍子に終了しました。


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