財布をなくし、止むなく消費者金融を利用した結果…

60代、男、千葉県

●倹約家

私は自分のことをケチだとは思っていませんが、倹約家であるとは思っています。

そして、無駄なお金は払うことには抵抗感を感じるため、お金を借りて物を買うということはしていません。

つまり、「金利」というものを払うのが嫌なのです。

金利は「時間に対する代金」とは言いますが、どうも性に合いません。

ただ、クレジットカードはポイントが付いたり、割引を受けられたりして便利なので利用はしていますが、必ず利息を払わなくてもいいように、翌月の1回払いにしています。

●財布が無い
そういう私も、消費者金融から借金をしたことがあります。

大学を卒業してある商事会社に入社し、営業を担当することになってから何年か経った新潟出張の時です。

いつも通り新幹線で新潟に行って駅でレンタカーを借り、クライアントに訪問した帰りです。

精算の準備に財布を確かめようと、上着のポケットに手を入れたら財布がありません。

あわてて車を停めて探しましたが、見つかりません。

時間が無いためあきらめて、消費者金融で借りることにしました。

免許証は鞄に入れていたので、事なきを得ました。

●初めての体験

当時の消費者金融は「サラ金」と呼ばれており、現在のような貸金業法もなかった時代なので、暴利とも言えるような金利を取っていました。

また、サラ金からお金を借りること自体に何か「後ろめたさ」を感じるような時代でした。

変な業者からは借りたくなかったので、テレビでCMを流している消費者金融を探しました。

消費者金融の店舗に入るのには緊張感を覚えましたが、中に入ると割と明るいムードでした。

カウンターに行くと女性スタッフが来たので、「3万円を借りたい」と話すと、書類を出して免許証の提示を求められました。

書類を書き終えると、女性スタッフが会社に確認をしますと言ってきました。

会社に在籍しているか確認をするのだろうとは思いましたが、初めてのことなので、会社に借金のことが知られるかと思うと嫌な気持ちになりました。

電話が終わると、すぐに3万円を貸してもらえました。

どのくらいの時間が掛かったのかは覚えていませんが、正直、簡単に借りられるものだという思いは感じました。

どこからも借金をしていなかったせいで、早くできたのかもしれません。

●「○○さんから電話がありました」

会社に戻ると、女子社員から「○○さんから電話がありました」と伝えてきました。

 

どこからと聞くと、名前しか言いませんでした、とのこと。

消費者金融も気を遣って、会社名を出さなかったようです。

その後何年かは、毎年のようにその消費者金融から圧着式のDMが送られてきました。

当然、表面には消費者金融の名前はありません。


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