車を買うために100万円…消費者金融より怖い家族や友人からの借金

(40代・男・埼玉県)

カードローンや消費者金融はイメージが悪いからといって、親や友だちから借りるのは論外です。

実際、私もそれで痛い目に遭いました。


◎新車が欲しくて親に借金

それはまだ入社したばかりのことです。

配属先は車がないと生活できないような僻地で、車を購入する羽目になりました。

今のようにリース型のローン商品がなかった時代で、頭金ゼロではさすがに新車は買うのは厳しかったです。

先輩に相談したところ、「そんなもの、親からもらえばいいじゃないか」とのことでした。

実家は貧乏でしたので、ダメモトで両親に相談したところ、意外にもあっさり承諾、借りた100万円を頭金にして車を買うことができました。

問題は返済です。

借りるとき、「必ず返すから」という約束でしたが、ローン完済後も催促しないのをいいことに、空とぼけていたわけです。


◎返さない金ほど怖い物なし

ところが、それから10年後。

実家に帰省すると、年の離れた弟が親から金を借りて家を飛び出したというのです。

動機があまりに不純だったので、両親は金を貸すことを渋ったそうですが、弟は一言「だって、兄ちゃんにだって貸したんだろ」。

そう言われると、親としては抵抗できないんだそうです。

私はその話を聞いてすっかり青ざめてしまい、貯金を切り崩して100万円を返済しました。

その後、弟の野望は見事に失敗して実家に戻ってきましたが、借りた金を返すよう催促する親とたびたび衝突しています。

つまらない口げんかを横で聞いていると「借りるんじゃなかった」といまだに後悔します。


◎両親以上に危険なのは、友人から金を借りること

これは私の友人の話です。

彼はいわゆる商工ローンで連帯保証人になり、借金を肩代わりする羽目に陥って、友人に借りて回っていました。

私のところにも相談に来ました。

実をいうと以前、「親の医療費で」と嘆く友人に金を貸したところ、戻ってこなかった苦い経験がありました。

何のことはない、親の治療費ではなく、浪費につぎ込んでいたのです。

そんな体験があったので、私は心を鬼にして「貸せない」と断りました。

当然、その友人とは疎遠になってしまいました。

それから数年後のこと。

風の便りでその友人が自殺したという話を耳にしました。

理由は不明で、借金とは直接関係ないかもしれませんが、いまだに貸さなかったことを後悔しています。

お金は自己責任。

親戚・知人に頼るくらいなら、カードローンや消費者金融を頼った方が、よっぽどフェアですよ。


サブコンテンツ

計画的な利用が必要です

このページの先頭へ