少額が積もる多重債務の恐ろしさ

30代女性、京都府在住。

借金といえば、1000万2000万単位の大きな金額を想像してしまいますが、それよりもっと現実的な額で、返済問題に苦しんでいる人のほうが、意外と多いのではないでしょうか?

借金の恐ろしいところは、はじめは返せる額だと思って借りたのに、返済が滞ってうくうちに、さらに借りてしまい、少額が積もり積もってしまうところだと思います。

私も昔、そのような問題で長年苦しんだ事がありました。

はじまりは、些細な事でした。

当時、所属していた劇団から独立し、自分で劇団を立ち上げることとなりました。

夢に溢れていたのは良いのですが、どれだけ公演を打つのに資金が必要になるかも、よく理解しないままに、見切り発車的にはじめてしまったのでした。

結局舞台を作るのに、最低30万は必要でした。

貯金だけでは補えず、カードローンで資金を借りることにしました。

月々に返す額は、大したことがなかったので、その時はあまり痛手だとは思っていなかったのでした。

もちろん芝居の世界はそんなに甘くなく、公演は赤字でした。

借りた分をコツコツ返してはいましたが、返済しきれないうちに、すぐに次の公演が迫ってきました。

そうなるとまたお金が必要になりますが、当時アルバイトだった私は、カードの限度額も少なく、今度は消費者金融に借りることになりました。

この時点で不安にはなりましたが、公演を打ちたいという気持ちが優ってしまいました。

その公演自体は、あまり赤は出ませんでしたが、以前借りた分の借金は、まだほどんど返せていませんでした。

定職につきたくても、日々の稽古や、公演などで、まともに出勤することもできないので、不定期なアルバイトしかする事ができず、返済も滞りがちになりました。

しかし、催促の連絡は、当然ながらかかってきます。

その恐怖心から、精神的にも追い込まれてしまった私は、それを返済するために、新たに消費者金融に借りてしまったのでした。

結局多重債務者となってしまい、全てをキレイに返済するまでに、4年もかかってしまったのでした。

1箇所に借りる額は大したことがなくても、多重に借りることで、アルバイトの身には、かなり厳しいものと、なってしまいました。

未熟な自分が蒔いた種ですが、ずっと負い目を感じて、生活することになってしまいました。

ローンやキャッシングは、使いようによっては、とても便利なものですが、無計画に使ってしまうと、本当に怖いものだということを、その頃で充分思い知った私は、むやみに借金するようなことは、それ以来なくなりました。


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計画的な利用が必要です

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