パチンコに狂って親に100万借りるはめになった哀れな男の話
性別:男性
年齢:20代
都道府県:東京都
自分は、お金を使う人間ではない。借金はしない。 と思ってました。が、テレビでみたことがあるまさにドキュメンタリーな借金をしました。
■借金まで
実家が嫌になり10代で田舎から東京にでて一人暮らしを始めました。
なかなか雇ってもらえるところはなかったけど、なんとか仕事にこぎつけ毎日頑張りました。
ただひたすら仕事が忙しく、パワハラ上司がいたため、すごくストレスがたまりました。
毎日毎日、同じ状態で、辛かったので、お金を使ってうざ晴らしらしでもしようと思いました。
今思えば、その気持ちが借金への第一歩。そしてあろうことか、ギャンブルに手を出しました!まさに典型的!
■借金の開始~借金の日々
元々給料がよくなかったので、生活に余裕があったわけではないのですが、貯金をこつこつ1か月2万円程度。
最初は競馬や競艇なども行きましたが、あまり現地に行く時間がなかったので、身近なパチンコ、パチスロに手を出しました。
その時の貯金は、30万円程度、まぁそんなに減らないだろうとタカをくくり出撃しました。
適当にやりはじめ、ものの2分で僕の1,000円を吸い込んでいきました。
これは貯金箱だとタカをくくり、貯金箱から金を引き出してやろうと頑張りました、、、が、ものの3時間で-60,000円。
一度も勝つことなく店から出たときは、吐きそうになりました。
二度といくもんか!と誓いましたが、次の日には、さぁ仕事終わった、リベンジだ!!と。
そして、戦いの日々、勝った。負けた。勝った。負けた。負けた。負けた。。負けた。。。
気づいた時には、貯金10,000円。給料日まで残り20日。
1万円で生活するには、毎日500円で過ごさなければいけません。500円ならなんとか食いつなげますが、パチスロはできません。
ご察しの通り、もうこの時には依存症におちいっておりました。
そして、さぁこの10,000円で勝負だと。10,000円に、魂を乗せ全てをかけましたが、その希望のお金は、無情にも瞬く間に吸い込まれました。僕のメシ代は、店員のメシ代へとかわったのです。
そんな時です!パチスロ屋の横を見ると、黄色まばゆい光が、、、、
そしてそのあとは、わかりやすいように転げ落ちていきます。なにせ簡単にお金がでてくるのです。
そして、毎日、1発逆転だ!1発逆転だ!を合言葉にパチ屋へ。その頃には、もうなにもかもどうでもよくなりました。
色々な消費者金融からお金を借り、雪だるま式に増えていきました。
気づいた時には、-500,000円。それでも、一発逆転だ!と。。。借金の確変状態へ。。。
■借金の結末
そして、3か月後、記念すべき-1,000,000円を迎えました。もうダメだなと。
これは死ぬかどうか。これからも自動的に借金は増えるだろうと。どうしようもないなと思った。
その時、3年ぶりに親から電話が入りました。東京に出たものの友達もいなく、会社とパチスロ屋を往復する日々。。。
親からの電話ものすごく気持ちが溢れすべてを打ち明け、謝りました。。
こっぴどく怒られましたがそれも嬉しく思いました。
結局親に消費者金融の借金を肩代わりしてもらい、無事(?)1,000,000円を返しました。
代わりに親へ1,000,000円の借金をする形に。。。あの時、電話がなければ死んでいたかもしれません。
パチスロと消費者金融。。本当にちょっとしたきっかけから転げ落ちました。本当にお金は大事です。