「若いうちだからこそできること」……で、借金

20代、男性、静岡県在住

●新卒で入社した会社を1年で辞めて学校に通う

私が大学を卒業したのは2010年のことです。当時の私は、「将来は田舎に住んで地域おこしがしたい」という夢を持ちながらも、周囲と同じように就職活動を経て、周囲と同じように就職しました。

時々CMを流すような、そこそこ知名度のある食品メーカーの営業職です。本社は大阪にありましたが、配属先は福岡の営業所でした。

以後、1年間は普通に働いていたものの、段々とその仕事が将来の夢に対して意味のあるものかどうかが分からなくなってきました。

週末、起業家などを集めたセミナーや異業種交流会に参加するうち、「もっと直接的に夢に向けて取り組むべきではないか」という気持ちが強くなり、起業家向けの専門学校に通うために会社を辞めました。

しかし、そこでの学生生活はアルバイトをしながら、学費を払いつつの一人暮らしです。

当然貯金は底をつきました。そこで生活費として、消費者金融から小刻みにお金を借りることになります。

総額で50万円。アフィリエイトサイトからの契約でキャッシュバックを得るなど、ちょっとしたお得に惹かれてプロミスを選びました。


●転職先で一時的に借金を返す

通っていた専門学校での学びを活かし、静岡にあるIT企業へ転職しました。

IT業界へ転職した経緯は、「地域おこしに必要なものはITならではの発信力」だと考えたため、そのスキルを身につけたい想いからでした。

しばらく勤めるうち、借金は徐々に減っていきました。

毎月2万円の返済、ボーナス月はやや多めの返済です。

ただ、お給料自体はそれほど多くなく、何かにつけて節約を心がける毎日でした。

しばらく、ウェブライターとして勤めていたのですが、職場での仕事は日中モニターを見つめてキーボードを叩くだけのものです。

そんな仕事のなか、私の夢である「地域おこし」の話題を扱っていくうち、段々と現場に惹かれるようになりました。つまり、実際に「現地で活動したい」と思うようになったのです。

そんなある日、とある現地の求人を見つけました。私にとっては非常に魅力的な内容で、採用予定者は1名。

「これを逃すと後悔する!」と思った私は、ダメで元々と思いつつ、その求人に応募したところ、なんと採用されてしまったのです。


●念願かなって現地活動へ

そして私は、来年に静岡から北海道へと行くことが決まりました。

50万近くあった借金は、残高10万円程度に減っているものの、今回の2度目の転職に伴う出費で再び20万円程度に膨らむ見込みです。

私も現在27歳。いい加減、借金を返したいという想いもあります。

しかし、言い訳になるのですが、借金の理由は自分への投資だと割り切っています。

若いうちにしかできないことを、お金を出して買ったつもりです。

とは言え、やはり危機感もあります。次の場所では、地に足をつけた活動に励み、借金から貯金、お金に余裕を持ったうえでの投資ができるよう、頑張りたいと思っています。


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