学生の頃お金を借り、社会人になって多重債務に陥って…

30代、男、東京都

「人からお金は借りるな」が親の口癖でした。

小さい頃からそう聞いていたので借金はしない生活をしてきたつもりでした。

しかし、学生の頃に初めて借金をしました。

大学に上がるまでは借金をする必要なんてそもそもありませんでしたから、せいぜい「100円貸して」程度のやり取りが多いです。

しかし、学生はお金がかかります。

学費に教科書代、部活の用具代、友達のとの付き合いでもお金はかかりました。

奨学金を借りていましたからこれも言ってしまえば借金です。

初めてお金を借りた時の理由はゼミの合宿代が足りなくなったからでした。

アルバイトで稼いで合宿代を工面しようとしたのですが、試験期間が重なり、あまり日数働けなくてどうしても3万円ほどお金が足りませんでした。

借りたのはクレジットカードです。

学生でも作れるクレジットカードは結構ありますから、その中から年会費がかからないカードを選んで、キャッシング枠付きにしました。

学生ですから10万円までしか借りられません。

でも、十分な額です。

この時「学生でもお金を借りられた」という気持ちが自分の中に合ったリミッターのようなものを壊しました。

学生の4年間で30万円ほど借りました。

一部は学生期間中には返済しきれず、社会人になっても返済していました。

社会人は自分でお金を稼ぐようになります。

学生の時よりも大きな額をもらうことができます。

30万円程度の借金は気にしなくなりました。

正社員として働き、給与とさらにボーナスもありましたから「30万円くらいならばその気になれば半年で返せる」なんて甘い考えを持っていました。

その考えが甘いと気がついたときはすでに400万円くらいの借金をしていました。

まだ過払い金が騒がれる前のことであり、総量規制がない頃でしたから借りようと思えば、貸してくれる限り借りられました。

500万円の年収に400万円の借金。

つき合っていた彼女にも呆れられ、法律が変わり、これ以上借りられなくなると聞いたので返済をする必要に迫られました。

多重債務状態で返済をするのは大変でした。

私が行った返済方法はいわゆる「おまとめローン」です。

これは複数の会社からお金を借りている場合、返済日も返済額もバラバラなので返済状況が分かりにくい人などのために行われる返済方法の一つです。

複数あるキャッシング会社を一つにしました。

こうすることで返済日が一つにしぼられますから計画的な返済ができます。

この方法はさらにもう一つ良いことがあります。

それは新たにお金を借りるわけですが、キャッシングは性質上高額借りた場合金利は安くなります。

400万円の借金がありましたが、借りられたのは200万円でしたので、200万円を新たに借りると今までよりも金利が安くなり、返済総額が安くなります。

これらの効果を利用して返済が終わったのは5年後でした。

終わった解放感よりもただ疲れました。


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計画的な利用が必要です

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