ブランド物の服が当たり前!借金がどんどん増えていった日々

40代 女性 北海道 

「バブルで浮かれて借金を」

バブル期の頃です。

この頃は高景気に湧いた、とても活気に溢れていた時代でした。

しかし景気は良いとはいえ、一般の庶民のお給料がとても良かったわけじゃありません。

でも何故か皆、20代の女性はブランドもののバッグを持ち、デザイナーズブランドの洋服を着ていて、そのことを不思議に思うことも無く、私も買い物に走ってばかりいました。

最初はクレジット会社のカードを一枚だけ使っていたのですが、欲しいものあり過ぎて一枚のカードじゃとても足りない、すぐに二枚増やして三枚のカードで買い物をしまくっていました。

しかも、悪いことにリボ払いとボーナス払いが中心です。

これは月々の支払が少なく感じてしまい、自分の借金が全然把握出来なくなっていました。

「とうとう払えなくなって」

そんな日々が長く続くはずも無く、月々三枚のカードじゃ回しきれず、つぎにはカードでキャッシングをするようになりました。

最初はちょっと怖かったキャッシングですが、周りの友人でキャッシングをしている人はわりと居たし、一度やってしまうと罪悪感は全く無くなっていったのです。

類は友を呼ぶというか、そのころの私の友人達は皆一様に派手でお金遣いがとても荒かったのです。

正社員として仕事をしながら、休みの日には単発のバイトを友人に紹介してもらって、いろんなバイトもしましたが、それをそのまま借金の返済に回して支払を減らすのでは無く、結局お金を手にしたことで気が大きくなって、また洋服や小物を買いにいってしまうのです。

この頃の私は完全な買い物依存症でした。

部屋には買ったばかりの洋服が、袋に入ったまま置かれていたものです。

それでも尚かつ買ってしまう無限ループの中にいました。

「借金の悩みから体調にも変化が」

いつも支払日の事ばかりが気になって、何をしていても落ち着かなくなりました。

心がざわざわと落ち着かないのです。

そのうちに夜全然眠れなくなってしまい、神経科に通うようになりました。

毎日何かに追われる夢を見たりしました。

最後には電車に乗ることが出来なくなり、なんとか生活を建て直さないと自分はもうダメになると思いました。

「父が他界」

それでもなんとかバイトと正社員の仕事で、日々お金を回していたのですから今思うととても不思議です。

お金を返済するのならまだしも、ただ数枚のカードでお金をグルグル回しているだけの日々です。

借金も減らないし、もちろん貯金なんて1円も無い生活です。

そんな時、父がガンにかかってしまいました。

闘病生活を送って頑張ってくれましたが、父は他界してしまいました。

その時母が、私と姉に父の死亡保険金を分けてくれたのです。

このときが立ち直るチャンスだと、私は自分の借金と向き合うことにしました。

いままでドンブリ勘定で適当に回していたのをやめ、母から貰ったお金で借金を半分くらいに減らしたのです。

そしてそこからはほとんど買い物をしないで、返済をしていきました。

最後払い終えた時の開放感は今でも忘れないです。

実態の無いものに踊らされていた自分。

最近アベノミクス効果で高景気になりつつあるとメディアで毎日取り上げられていますが、決して振り回されないぞと思っています。


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