20年もかかる!奨学金返済と言う名の借金地獄

20代、女、北海道在住です。

大学進学に当たり、日本奨学生支援機構から第二種の奨学金を借りていました。

・もっとも借りやすいお金

奨学金はもっとも借りやすいお金であると言われています。

大学構内では入学式後に奨学金借入のための説明会が行われ、講義室はほぼ埋まっていました。

借金をするということは本来はとても恥ずかしく隠しておきたいことではないかと思うのですが、その講義室では友人同士の雑談や笑い声も聞こえ、借金とは思えないような軽い雰囲気でした。

日本奨学生支援機構の奨学金には二種類あり、無利子の第一種と有利子の第二種があります。

第一種よりも第二種の方が条件が厳しくなく、私も含め多くが第二種の奨学金を利用している状態です。

奨学金のおかげで無事に大学を卒業でき、就職した私には毎月の奨学金返済生活が待っていたのです。

・返還期間は二十年

私の口座からは奨学金返済のために毎月三万円弱が引き落とされていました。

そしてそれが二十年続くのです。

借りたときには意識していなかった返済の二文字。

「奨学金」という名前ではありますが、立派な「借金」です。

ちゃんと二十年かけて返せるのだろうかという不安がよぎったこともありました。

もちろん借りた金額によって返済年数は変わります。

しかし借りた時点で返還年数をしっかり見通し社会人となる大学生は少ないのではないかと思います。

私は毎月返済する形をとっていたのですが、知人は半年賦返還も併用していました。

いわゆるボーナス払いなのですが、知人が就職した先にボーナス支給はあってないようなものでした。

結局返還が滞ることはなかったようなのですが、その二月は大変だったと言っておりました。

もっとも借りやすい分、返還に関しても軽く考えがちになってしまうのではないかと感じた出来事でした。

・他人から見れば「ただの借金」

奨学金返還中に交際相手と結婚の話が上りました。

彼には返還している最中だと話しており、「教育ローンだから」と理解も示してくれました。

しかし彼の両親から見たら「借金持ちの女」と言うことでなかなか結婚の許しは下りなかったのです。

奨学金があったからこそ今の私があるのだと主張する彼でしたが、他人から見れば「ただの借金」に過ぎなかったのです。

そして私の両親のことは「そのような借金を子供にさせる親」とみなされてしまったのです。

何一つやましいことはない奨学金借入。

それでも「借金している事実」は一緒なのです。

・繰り上げ返還の末に

利息分を節約するために、私は繰り上げ返還を積極的に行ってきました。

結婚してからは彼の協力もあり、奨学金は五年弱で返還が完了しました。

彼にも苦労をかけてしまったし彼の両親にも申し訳なさはありますが、返還完了通知書を見たときは安堵の気持ちでいっぱいでした。

彼の両親に指摘されてから奨学金を借りたことが後ろめたくなってしまっていたのです。

決して無駄にしたお金ではないし、有意義な学生生活を送った自信もあります。

それでも後ろめたく感じるのはやはり「奨学金」という名前がついていても「借金」に変わりなかったからなのかもしれません。


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